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お客様のマイホームが完成するまで

密着取材:お客様のマイホームが完成するまで G様邸編 その④

2020/12/11

こんにちは!
12月に入り、今年も残すところあとわずか!
最近、風が冷たくなってきましたので、あたたかくしてお過ごしください。

さて、工事を進めているお客様邸は、屋根が組まれ、

家の中の骨組みもしっかり組んで、

いよいよ家らしい形になってきました(^-^)

モデルハウスを見学しても、完成してしまっているので、このようになかなか建築中の家を見る機会は少ないと思います。
家づくりは基礎工事から色んな工程を経て完成となりますが、どの部分も大事な工程。
そこで、今回は丸商建設の家づくりをご紹介させてください。TVCMやチラシだけではなかなかお伝え出来ないことも多いので是非ご覧いただければ。

■広くゆったりとした快適な空間を実現「メーターモジュール」

丸商建設の家は、一般の尺モジュール(家の寸法の単位)より約1.2倍広い「メーターモジュール」を採用。同じ畳数でも、より広々とした空間づくりをしています。

具体的に何が違うのかというと、基本の単位を大きくとっています。

尺モジュールでは「910mm」を基本単位としていますが、メーターモジュールでは「1000mm(1m)」を基本単位として設計しています。
〇尺モジュール   ⇒ 910mm
〇メーターモジュール⇒1000mm
たった、90mmの違いですが、これが大きくなるとかなりの空間の広がりが生まれます。※ここはモデルハウスで他社さんと比べて体験してみてください!

このモジュールは、柱と柱の中心の距離を指しており、実際には柱や壁の厚さの分だけ少し狭くなってしまいます。(この幅のことを「有効幅」「有効巾」という)
柱の太さや壁の厚さはハウスメーカーによって違いますが、丸商建設が使用している4寸柱の場合、尺モジュールの有効幅はおよそ「740mm」、メーターモジュールなら「830mm」ほどになり、廊下や階段も幅が広く、すれ違う時や大きな荷物を運ぶ時も、移動しやすい余裕のあるつくりになっています。

また、基本になる尺が違うということで1畳の大きさでも違いが。
尺モジュールの1畳が「910mm×1820mm」の大きさに対し、メーターモジュールの1畳は「1000mm×2000mm」の大きさになっています。
つまり、尺モジュールをメーターモジュールに換算すると…例えば4.5畳のお部屋は、なんと5.4畳もの大きさに。

なかなか写真と言葉だけではお伝えしづらいので動画を撮ってみました。良ければご覧ください。

■精巧で頑丈な柱で耐久性を高める「プレカット加工・オール4寸柱」
4寸柱」とは、約12㎝角の柱のことで、通常の3.5寸(10.5㎝角)の柱と比べると、断面積約1.2倍、強度が約1.5倍の違いがあり、約1.5倍の柱・梁量で、強度が大幅にアップします。
これにより、耐震・耐久性の高い家を提供することができています(^-^)

また、昔は大工さんが柱などの構造材を手加工して組み上げていましたが、現在では、設計図の情報をコンピューターで読み取り、機械で加工する「プレカット」で構造材を加工しています。全自動加工機によって木材を切削することで、より精度の高い柱や梁を加工することができます。

この精巧で頑丈な柱を使って、家を組み上げていきます。
他にも、家の耐久性を高めるために、工法にもこだわっています(^-^)

■永く暮らせる強い家をつくる「ネダノン工法」

「ネダノン工法」とは、根太を使わず床下地合板を厚くして、直接梁材に留め付ける床組み工法のことです。別名「ネダレス工法」「剛床工法」ともいいます。根太(ねだ)とは、家の床を張るために必要となる下地のこと。
根太工法に比べ、地震や台風時に発生する水平力に対して強く、地震に対する性能は約1.5倍にもアップ。根太ではなく、耐震性・耐風性に優れた「構造用合板」を下地として使うことで、老朽化によるたわみを減少させ、歩いた時にギシギシと響く床鳴りが発生しにくいつくりになっています。

こうして骨組みが全て組まれ、屋根がついたら、「窓サッシ」を取り付け(^-^)

この窓サッシについて、近年断熱性を高めるためにハウスメーカー各社様々な取り組みをしており、丸商建設では、ここ数年「半樹脂サッシ(複合サッシ)」+「Low-E複層ガラス」を使用して高い断熱性を目指しています。
それぞれを詳しく説明すると…

半樹脂サッシ(複合サッシ)

半樹脂サッシ(複合サッシ)とは、アルミと樹脂の良いところを合わせたハイブリッド窓サッシのこと。

一般的にアパート・マンション、今までの住宅などはアルミサッシが多く使われていましたが、その理由は、アルミ素材が錆が付きにくく耐久性が高いことにあります。ただ、熱を伝えやすい素材ではありますので、断熱という観点からは難しい素材でした。そこで、熱を伝えづらく断熱性の高い「樹脂素材」をプラスαで使用することで、耐久性も強く断熱効果が高いサッシとなっています。

Low-E複層ガラス

Low-E複層ガラスとは、2枚のガラスの間に乾燥空気またはアルゴンガスを閉じ込め断熱性を高めた「複層ガラス」に、特殊金属膜(Low-E膜)コーティングをプラスした低放射ガラスのこと。

まず、ガラスが2枚構造となっており、1枚のガラスからするとそれだけで断熱効果も高く。さらに丸商建設で使用しているのは、このガラスとガラスの間にプラスαで、熱を伝えづらい「アルゴンガス」を注入。1枚のガラスとは比べ物にならないほど断熱性を高めています。また、ガラス自体に太陽光などを遮るコーティングを施しており、家の中に入る日差しを和らげ、日当たりの良い部屋が過度に室温上昇してしまうのを防いでくれます。

まとめますと、一般のアルミサッシと比べると、
①断熱性UP
冬は室内に太陽光の明るさを採り込み、暖房熱を外へ逃がさず、部屋のすみずみまで暖かく保ち、心地よく快適な空間に。また、結露を抑えてカビやダニの発生を防ぎます。

②遮熱性UP
太陽の日射熱を50%以上カットし、室温の上昇を抑え夏でも涼しく、遮熱により冷暖房効率がアップし、節電にも繋がります。さらに、紫外線を大幅にカットするので、肌や床、家具などに与えるダメージを大幅に軽減。

このような効果を得られ、一年中快適にすごせる環境を作ることができます。

このような高性能の窓サッシを使用しているので、特に採光を良くしたい場所「リビング」にも、こんなに大きなハイサッシを取り付けても心配いりません。

明るくて、断熱性もあって、快適で心地よいリビング空間になりそうですね(^-^)♪

実は、家の中で、熱の出入りが一番多い場所は「窓」
夏は、太陽の熱などを取り込んでしまうため冷房の効率が下がり、冬は、暖房で暖められた室内の熱が窓から逃げてしまいます。
熱を伝えにくい断熱性の高い窓を選ぶことは、冬は暖房の暖かさを逃がさず、夏は熱の侵入をおさえて、家全体を保温・保冷することにつながります。
丸商建設では、この「Low-E複層ガラス」を標準装備

このような優れた断熱性能により、丸商建設は“「BELS(建築物エネルギー性能表示制度)5つ星住宅★★★★★”」を建築しています。

BELS(ベルス)」とは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、建築物の「省エネ性」を評価するための制度のこと。住宅の燃費を分かりやすく示し、住宅がどれほどのエネルギーを消費するかを表しています。星1つ~星5つでランク付けされ、星の数が多いほど省エネ性能が高く光熱費を抑えることができ、住宅の省エネ性の高さが分かります。
つまり、省エネ住宅=断熱性を高めてエアコンなどの使用を減らせる住宅ということです。ちなみに5つ星はBELS最高ランクです(^-^)

いかがでしたでしょうか?
丸商建設では日々努力を重ね、家族みんなが暮らしやすい家づくりを行なっています!
❏最新モデルハウス情報はコチラ

他にも、水まわりなどの住宅設備や、暮らしやすさを考えた工夫設計など、「丸商標準」のステキな設備がいっぱい!
コチラに詳しくまとめてありますので、ぜひご覧ください(^-^)
❏丸商建設「ステキ1000シリーズ」

次回は、お客様邸の外壁が仕上がりましたので、外壁の種類や性能などをご紹介いたします。
お楽しみに!